※この記事は、2021年12月に私自身がドバイに行った時に感じた所感です。
個人的に、今、お金持ちが香港やシンガポールからドバイに移住している印象が凄くあります。
それも、今回ドバイを訪れてみて理解できた部分が多々あります。
香港、シンガポール、ドバイと言えばタックスヘブンで有名です。
インカムゲインやキャピタルゲインは非課税であったり、法人税など日本と比べるとかなり優遇されます。
税率メリットだけで言えば、香港やシンガポールも良いと思いますが「将来性」という部分で、単純にドバイに訪問して思ったことがあります。
それは、ドバイはまだまだ未開発エリアであり、これから更に伸びる国だということ。
というのも、ドバイはたった30年前までは砂漠しかなかった国です。
30年前は高層ビルは1つしかなかったと現地の方に聞きました。
かの有名な世界一高いビル「ブルジュハリファ」も完成したのが2010年。163階建て。地上828m。
828mって東京タワー(333m)を2個重ねても、まだ届かない高さです。
これも、オープンしてからまだ10年しか経っていないのです。
その周りにある煌びやかなビル群も、世界最大のドバイモールも、ギネスに認定された噴水ショーも、ここ10年前後で出来ているものです。
そう思うと、日本ってこの10年で何が変わった?と言いたくなっちゃいますよね。まあ、それはさておき、、、
地下鉄などのインフラを見てもまだまだ開発中ですが、すでに大々的な計画が練られており、実際に動き始めています。
具体的には隣の国、アブダビにも繋がるそうです。(ドバイ→アブダビは車で2時間なので、東京→群馬みたいなイメージでしょうか)
アブダビは石油が出ているので、財源も豊富ですし、素晴らしいところは沢山あります。
これは通称「グランドモスク」
これ以外にも「ルーブル美術館」や「フェラーリワールド」「エミレーツパレス」などなど沢山の観光スポットがあるので、ドバイとしてもアブダビとしても双方の交通の便を良くして、人を呼び込みたいと考えるのは当たり前です。
ドバイには、他にも高層マンション(ホテルなのか?家なのか?オフィスビルなのか?)は分かりませんが、建設中のものも沢山あります。
不動産投資をしている人たちが目を付けるのも現地に行けばどんな素人でも一瞬で理解できるレベルです。
香港やシンガポールは割と完成している感がありますし、香港は中国に吸収されそうだったり。
シンガポールはワクチン規制が厳しいし。
それに対して、ドバイは国策からして、まだまだこれから伸びていく市場であり、これから人口も増え続けることは間違いないでしょう。
2010年には約191万人だった人口も、2020年には約341万人と、ドバイの国策に魅力を感じ、多くの人がドバイに流れている事実があります。
平均的に、年にたった5日しか雨が降らないドバイで緑を増やそうとしている営みもあり、課題である雨も対策してきているんだなと感じました。
ドバイの気候は?
今回、私が行ったシーズンは12月ですので、気候は日中が26度前後。夜が17度前後。
結論、12月〜2月がベストシーズンです。
日中は半袖で、夜は長袖を着ないと寒い。日本で言うと春。
3月〜11月までは日中30度を超え、6月〜8月は日中40度を超えます。
フライト時間とフライト環境(エミレーツ航空)
東京〜ドバイ間は直行で
行きのフライト:12時間
帰りのフライト:9.5時間
結構な時間に思えるかもしれませんが、実際に乗ってみると、そうでもなかったという感覚です。
離陸前にアメニティーを貰えました。
中には、アルコール消毒液&シート、靴下、歯ブラシ、目隠しが入っていました。
22:30成田空港を出発し、1.5時間後くらいかな?軽食が出てきました。
ビールやワインなどのお酒も飲めますので、凄く快適に過ごせます。
時間で言えば、24時くらいに出てくるので、ご飯を食べてビールを程よく飲んで、25時過ぎには寝落ちしました。
私は、腰は平気なのですが、首が痛くなるので、首を完全固定できる首マクラ?を準備していったので、割と熟睡できました。
窓際は景色は見れますが、若干寒いので、そこはどっちを取るか?ですね。
で、日本時間の8時くらいに目が覚めましたが、到着1.5時間前(9:00頃)に朝食が出ます。
食べ終われば、9:30頃。10:30にはドバイ国際空港に着くので、私は全然辛くもなかったです。
フライト中の気になるWi-Fi環境は?
気になるWi-Fi環境ですが、今回、私はエミレーツ航空で行きました。
エミレーツは有料で、Wi-Fiに繋げることが出来ます。
フライト中、使い放題のプランが20USDでした。
私のようにネットに繋げばどこでも仕事が出来る人間にとっては、ありがたく安いものです。
ただ、ネット速度に関しては遅め、繋がりづらいエリアもありました。
ドバイの時差はどれくらい?
日本時間の朝10:30に到着したと先ほど書きましたが、ドバイは時差が5時間あります。
ですので、現地時間でいうと朝の5:30です。遡る感覚ですね♪
ドバイでの現地隔離はあるの?
ありません。現地に着いたら、そのまま観光できます。
その代わり、日本で事前に出発72時間前の陰性証明書を発行し、その原本が必要になります。
ドバイへの渡航のために有効な検査方法は「PCR(Polymerase Chain Reaction RT-PCR)」法に限られます。抗体検査、抗原検査、家庭用キットを使った検査は無効です。
また、検体は「鼻咽頭(Nasopharyngeal Swab)」から採取されたものが推奨されます。混合検体(鼻と唾液検体を混合したもの等)は、無効です。
このPCR費用ですが、私は25000円ほどかかりました。
私の時と変わっていることは十分にあり得ますので、事前に調べることを勧めます。
海外でのネット環境は?
ホテルに入ってしまえば、日本と同じようにホテルのWi-Fiに繋げられます。
ただ、問題はスマホ。スマホでネットに繋がらなければ海外では致命傷になります。
方法として、3つご紹介します。
①海外用モバイルルーターを契約していく(例:イモトのWi-Fiなど)
正直、これは一番高くつきます。
値段は渡航先や利用日数、数カ国にいくなどで変わります。
但し、例えば、3人で行動を共にするなら3人でシェアすれば安くなりますが、モバイルルーターの電波が届く範囲で互いに動かなければ繋がらないというデメリットもあります。
また、私はレアケースだと思いますが、現地でモバイルルーターの電源を入れたら、モバイルルーター自体が故障していて、全く繋がらなかった。。。なんていうことも経験しました。
この場合、返金されるのみで、肝心の代替えルーターは届きませんので死ねます。笑
また、モバイルルーターの受け取り&返却は自宅から郵送のやり取りでも出来ますが、空港での受け取り&返却を選択した方が楽なのでオススメです。
②各携帯キャリアの海外利用サービス
これはあなたのスマホの現通信契約のまま、海外でも利用できるというサービスです。
現地に到着して3タップで繋がるので、私は、手間などを考え、これを愛用しています。
ただ、au・docomoユーザーに限りって感じがしています。
大手3大キャリアでは、海外利用サービスはau・docomoが安い印象です。
起業家仲間がsoftbankでしたが、softbankは1日最大3500円に対して、au・docomoは980円/日です。
docomoは5日パックで3980円というプランもあります。(ドバイは980円/日のプランしか選べませんでした)
但し、auもdocomoも事前に海外利用アプリを入れておく必要があります。(無料です)
①、③の繋がらなかった時のトラブル対策として、万が一の準備をしておくのもありでしょう。
③現地で使えるSIM
これは、あなたのスマホの「SIMロック解除」を行なっていることが大前提です。
日本の場合、大抵のスマホは、端末自体に特定のSIMしか読み取らない設定になっています。
これをあなたのキャリアに電話して「SIMロック解除」をしたい旨、お伝えください。もしくは、ネット上からも「SIMロック解除」設定をすることが出来ます。
これをやった上で、現地で使えるSIMを事前に用意して持っていく。もちろん、現地で購入することも出来ます。
例えば、「ドバイ SIM」などで検索すると、現地のSIMが出てきますので、あなたの滞在日程や利用用途に合うものを選んで購入してください。
現地に到着したら、電源を消し、今、ささっている日本で利用しているSIMを抜いて、現地で使えるSIMを差し込む。
これで電源を入れれば、現地でネットに繋ぐことが出来るようになります。
正直、一番安く済ませたい!という方にはSIMが一番オススメです。
この辺の意味が分からない方は、①か②で。
あなたに合ったもので使ってください。
モバイルバッテリーは必須!
スマホやモバイルルーターを借りる場合、電源が落ちたら写真も撮れないどころか、現地で連絡手段が無くなります。
最低でも1回分、MAX充電が出来るモバイルバッテリーを持っていくことを忘れないように。
その際に、空港で預けるキャリーケースの中にモバイルバッテリーは入れられません。
必ず、手持ちカバンの中に入れて持っていくようにしてください。
変換プラグ&変圧器も必須!
海外に一度でも行かれた方は分かると思いますが、日本のコンセントの形では海外ではささりません。
だから、変換プラグが必要です。
また、海外にいくと電圧が日本とは異なるので、変圧器もセットであった方が良いでしょう。
ネットで調べると、変換プラグ&変圧器セットの商品もたくさん出ています。
「アマゾン 海外 変圧器」などで検索すると色々出てきますが、各国で対応できるように、変換プラグが多数あるものと変圧器のセットで購入することを個人的にはお勧めしています。
例ですが、こういうイメージです。
次回予告!
さて、次回は、ドバイはとにかく物価が高い!
ドバイを楽しむためには、どのくらいの予算感が必要なのか?お得に過ごすには?
などについて書いた記事がこちら。
「共育=事業を通して人として共に成長する」
経営・起業コンサルタント 桜井翔平