ありがとうの反対語は「あたりまえ」
ありがとうは「有難う」と書きます。
「有難い」とは有ることが難しい。
つまり、字のまんま。
あることが難しい。稀である。
奇跡ということ。
当然とか当たり前とか。
こういう言葉をついつい使ってしまうこともある。
でも、これはありがとうと真逆。
僕は、これを知ってからいつも思うことがある。
その選択は本当に後で後悔しないですか?と。
特に思うのは、子供に対して。
僕は小さい子供2人のパパです。
子供が大好きです。僕の宝物です。
子供を持つ親なら誰だってこう思っていると思う。
だから凄く思うことがある。
怒鳴りつけたり、暴力を振るったり、
脅したり、傷つけることを言ったりする親。
「機嫌が悪かった」「しつけ」
という言葉で片付けるのは良いけど、
そんな何のためにもならない行動を選択して、
もし、数時間後に子供に何かあっても、
本当にそれで後悔しませんね?
絶対に後悔しませんね?
ここまで極端な例えでなかったとしても、
あんなに澄んだ目をしていて、
疑うことも知らなくて、
パパやママがいないと生きていけない子供に、
本当にそんな言葉、態度で良いんですね?
イラっとしたからとか、機嫌が悪かったとか、
バカじゃねーの?って思うんですよね。
お前の感情なんて子供に関係ねーんだよ。と。
そんな器の小さいお前が出直してこい。
もっとお前自身を磨けよ。と。
こんな話を聞きました。
普段、無口な旦那が晩酌をしている時に、
珍しく「お酌してくれないか?」と奥さまに。
奥さまは、
「洗い物をしていて、今忙しいから自分でやって」と。
旦那は寂しそうだったが、手酌でお酒をついで飲んだ。
しかし、
その数時間後、旦那が倒れ運ばれたが帰らぬ人となった。
奥さまは、あの時なんでお酌をしてあげられなかったんだろう?
なんでもっと優しくしてあげられなかったんだろう?
なんで、優しい言葉で、日頃の感謝をして、たっぷりの笑顔で
お酌をしてあげられなかったんだろうと、
ずっと悔やんだそうです。
大切な人、身近な人ほど、
こういうことが起こり得る。
日々の日常に幸せを感じることが出来なくなり、
感謝を忘れる。
別にそれでも構わないよ。
でも、くどいですが、本当に後悔しないんですよね?
数時間後に、何かがあっても絶対に後悔しないんですよね?
今、この瞬間に感謝をしながら、
今、この状態が奇跡なんだと噛み締めながら、
1日1日を大切に生きていきたい。
誰かのためになる1日をね。
このマインドをベースに、
自分の周りに笑顔や幸せを振りまいていきたい。
特に子供にはね。
僕もまだまだ未熟者。
でも、少しでもそんな器のでかい男になれるよう、
毎日を一生懸命、感謝をしながら生きていきたい。
ありがとうを常に言える人間になりたい。
こう思っています。